道北エリアは雄大な大自然やドラマやCMに出てくるような絶景が広がっています。
日本最北端の宗谷岬からは遠くサハリンまで望むことができる最果ての旅情たっぷりの稚内。道内第２の都市であり旭山動物園がある旭川。雄大な景観で色鮮やかな花畑がSNS映えする絶景スポットが魅力の富良野・美瑛等があります。
2,000m級の山々が連なる大雪山国立公園はロープウェイがあり、山頂からは十勝岳連峰、芦別岳、暑寒別岳が一望でき、360度の大パノラマが広がっています。
冬は-40℃になることもある、日本でもっとも寒い地域とされており、昼夜の気温差が激しいことから、栄養価の高いおいしい農作物が育ちます。

道東エリアは、北海道らしい雄大な景色が広がっています。
知床・紋別・網走では、夏～秋は天然の花畑である原生花園などでエゾスカシユリや真っ赤に色づくサンゴ草などの季節の花が咲き誇ります。冬はシベリアから南下してくる流氷がオホーツク海を埋め尽くし、日本では北海道でしか見ることのできない壮大な冬景色が広がります。
ラムサール条約に登録されている日本最大の湿原の釧路湿原。道東3大湖である阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖の３つの湖は豊かな森に囲まれ、透明度も高く美しい湖です。
十勝平野はパッチワークのような広大な畑作地と緑野が広がります。

道央エリアは空の玄関口「新千歳空港」、便利な都市機能と豊かな自然が調和する札幌を有する都市部と四季折々の美しい自然風景が広がるエリアです。
小樽やニセコなど定番の人気観光地や道内最大の都市である札幌、ノスタルジックな観光地の小樽、リゾート地のニセコ・ルスツ、国内有数の温泉地である登別とさまざまな魅力が詰まっています。
また、道央は、現代の都市機能と伝統的な文化が融合した魅力的な地域であり、小樽の重厚感がある石造りの歴史的建造物をはじめ、2020年にオープンしたウポポイ（民族共生象徴空間）では、アイヌ文化を学び楽しめる施設があります。

道南エリアは、北海道新幹線が開通し陸路の玄関口である函館、北前船交易で栄えた松前・江差、駅弁としてかにめし発祥の長万部等があります。
特に函館は国際貿易港として開港したため、異国情緒溢れる町であるとともに、歴史的な建造物や文化遺産も多く五稜郭、レンガ倉庫街があります。
また、松前町は道内唯一の城下町があり、和式の城郭として日本で最後に建築された「松前城」や江戸時代の松前を再現したテーマパーク「松前藩屋敷」など、歴史探訪も楽しむことができます。江差町は江戸時代からニシン漁で栄え、日本遺産に認定された「横山家」など、古い建造物や史跡、旧跡などの歴史遺産が受け継がれています。